第二部会総会 

記事番号:00088
年月:1936年06月

第二部会では、平生文相の試案に対する意見の提出を当局から慫慂されたので、之を決定する為六月十八日午後六時から丸之内マーブルで総会を開催、左の如く意見を決定、十九日辻永代表として文相を訪問提出することとした。 一、帝国美術院を最高の美術諮問機関として独立せしむること 一、参与、指定、附則の格付を撤去すること 一、招待展と鑑査展とを秋季に連続して開催すること 一、招待展出品資格者の銓衡に就いては試案第一案に依り第二部会々員の全部を包合すること 一、鑑査委員は全部一回毎に文部省が帝院に諮問の上、招待展出品資格者中の若干に依嘱すること

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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