帝院第二部七会員意見書提出 

記事番号:00086
年月:1936年06月

平生文相の試案に対する意見を纏める為、帝国美術院第二部に属する会員岡田三郎助藤島武二和田三造南薫造中沢弘光中村不折満谷国四郎の七名は協議中であつたが六月十七日之を決定し直に文書として文相宛に提出した。其の要項は左の如きものであると伝へられる。 一、帝国美術院と展覧会とを切り離すこと 一、展覧会は文部省の主催とし、会員は其の鑑査に携らざること 一、旧帝展無鑑査を全部復活すること 一、年一回綜合展を開催し招待展新人展とは同時期に二分して行ふこと

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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