美術展覧会場都心建設運動 

記事番号:00057
年月:1936年05月

主要美術団体を網羅した東叡会所属の二十七団体では、現在の東京府美術館は「大衆観覧者を対象とする展覧会場としては、地の利を得ざるのみならず、その構造に於ても適当ならず」として同館を「常設美術館として、その意義あらしむることを望むと同時に、都心丸の内附近に一大展覧会場を設立」せんとする希望から、其の実現運動を起すこととなり、五月十六日夜丸の内マーブルで右団体代表者等の会合を開いて協議し、実行委員として左記二十五名を挙げた。 石川寅治、今井滋、岩佐新、梅原竜三郎太田三郎川端竜子、垣見宣修、木村荘八熊岡美彦小島善太郎坂井犀水、斎藤素巌、佐藤哲三郎、笹鹿彪田口省吾、田中咄哉州、富田温一郎、中出三也、藤岡一藤本韶三、甫喜山義夫、益田義信望月省三、湯原柳畝、吉田白嶺

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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