美術公正会建言書提出 

記事番号:00044
年月:1936年05月

美術公正会は昨年十二月展覧会改革に関する建言書を当時の松田文相に提出したが、同趣旨を再び文書にして五月五日平生文相宛提出した。其の案の内容は、展覧会を春秋二回に分ち、春季展覧会は文部省主催として鑑別した作品のみを陳列し、秋季展覧会は帝国美術院主催として、全美術界より銓衡した無鑑査作品のみを陳列すると云ふものである。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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