作品ID | 5139 |
作品名 | 銅経筒(佐賀県立博物館) |
年紀 | 嘉保3年(1096) |
所蔵 | 佐賀県佐賀市 佐賀県立博物館 |
員数 | 総高30.1 |
銘文内容 | 〔筒身 刻 上段は双鈎体 下段の﹅印は双鈎体〕 ﹅ 奉書写供養 助成僧明元 ﹅﹅﹅ ﹅ 法華如法経 同助成僧頼萬 嘉保三年八月廿七日 結縁僧良鎮 ﹅ 助成僧長與 勧進僧安増 童子延寿 僧 永暹 鋳師僧永源 尼妙入尼善妙 助成僧良明 助成僧長能 |
備考 | 『経塚遺文』35。佐賀県杵島郡大町町大町出土。経筒は銅鋳製、有節の円筒形、底は平底で別板を鋲で接合。蓋は宝珠形鈕付の傘形で瓔珞は欠。 |
参考文献 | 関秀夫『経塚遺文』東京堂出版、1985/森永道雄「大町出土経筒に関する一考察」大磨智一、1955/大磨智郷土史研究会「八六〇年前の仏教文化を秘める青銅製経筒と石製経筒外筒」同前/松尾禎作・木下之治・松岡史「佐賀県下出土の経塚概観」(佐賀県文化財調査報告書六)1957/松岡史「佐賀県下の経筒(一)」九州考古学一、1957/佐賀県教育委員会『佐賀県の文化財』1966/佐賀県教育委員会『佐賀県の経筒』1970/佐賀県立博物館『博物館資料図録』一、1972 |