| 作品ID | 3192 |
| 作品名 | 文清筆維摩居士像（大和文華館） |
| 年紀 | 長禄元年（1457） |
| 所蔵 | 大和文華館蔵 |
| 員数 | 一幅 掛幅装 紙本墨画 竪九二・四 横三四・三 |
| 銘文内容 | 〔賛・左より〕 （本文略） 荒川駿河太守詮氏法諱道玖字玉峯威蒙草木仁及昆虫海内 勇士也 大人相公特賜恩秘営菟裘於越之中州利波郡直海東 県安奉蒲輪養老身今既四十余年矣譬如司馬文政公久在洛 中民以無不楽矣 玉峯常嘱其英子善済首座曰吾捐館之後以私 第為僧舎以田園為僧供朝誦夕香円満考妣菩提之果可到慈氏三 会之時云々善済首座乃受遺嘱預於生前改華館為精舎編寺浄名 室中安置維摩詰之像擬比 玉峯之真容也蓋表真俗不二之義乎耶 一日持此像来請予著拙語於其上不獲拒綴俚語以為真賛 時長禄元年丁丑小春 日 前南禅存耕祖黙七十二歳自筆拝賛 「存耕」〈（白文方印）〉「祖黙」〈（朱文方印）〉 |
| 備考 | 存耕祖黙（？～一四六七）の賛あり。画隅に「文清」の印が捺される。荒川詮氏に似せて描かれたものという。 |
| 参考文献 | 源年表／○『肖像画賛』展図録、大阪市立美術館、二〇〇〇／『日本・東洋の美 奈良・大和文華館の至宝』展図録、福岡市美術館、一九九九／『国宝・重要文化財大全二』毎日新聞社、一九九九／『大和文華館名品図録』大和文華館、一九九五／『水墨画の至宝』展図録、岡山県立美術館、一九九三／○『禅林画賛』毎日新聞社、一九八七 |