| 作品ID | 3098 |
| 作品名 | 周文筆竹斎読書図（東京国立博物館） |
| 年紀 | 文安四年（1447） |
| 所蔵 | 東京国立博物館蔵 |
| 員数 | 一幅 掛幅装 紙本墨画淡彩 竪一三六・五 横三三・七 |
| 銘文内容 | 〔賛〕 （前略） 瑞龍記室 杲公 廼東禅之高第也介于人寄斯詩軸来索名之且序之及其展之老眼昏 花不能点検毫末有小童指点之曰竹裏有屋中有読書人俾読其上数 詩真豩師曰手裏残書読欲終松花老曰掌上何書読半残蝉闇翁曰攤 書終日独披襟因題曰竹斎読書図書斯語于其上以為詩軸序 時文安肆祀歳次丁卯仲夏吉辰 前南禅竺雲等連頓首拝書「竺雲」〈（白文方印）〉「等連」〈（白文方印）〉 |
| 備考 | 妙智院伝来。竺雲等連（一三八三～一四七一）序。文安肆祀仲夏は四年五月。このほか江西龍派（一三七五～一四四六）ほか四僧が題詩を寄せる。竺雲序の前年秋に江西が没しているので、文安三年（一四四六）中にはすでに制作が始まっていたと考えられる。画隅に「越渓周文」朱文方印が捺される（ただし疑問印）。 |
| 参考文献 | 源豊宗『日本美術史年表』／『国宝・重要文化財大全二』毎日新聞社、一九九九／○『禅林画賛』毎日新聞社、一九八七 |