| 作品ID | 4697 |
| 作品名 | 両界曼荼羅図（浄土寺） |
| 年紀 | 文保元年（1317） |
| 所蔵 | 広島県尾道市 浄土寺蔵 |
| 員数 | 二幅 掛幅装 絹本着色 胎蔵界曼荼羅 竪一八一・三 横一六七・〇 金剛界曼荼羅 竪一八一・三 横一六七・七 |
| 銘文内容 | 〔胎蔵界曼荼羅軸木内側〕 （梵字にて光明真言・大日応身真言・大日報身真言・五大の種子を下から上に記す） 時 文保元年｛丁／巳｝二月 四日 （梵字にて光明真言・五大の種子・大日報身真言を記す）（梵字の署名sim kham ）執筆 益円 八斎戒也 □察慈信含性同仏而由内外因縁闕改元始以来至于今身 未曾一時発勝思願随縁流転出離無日今若 一命発勇猛心三祇雖長証必有期｛悲前悲後汗流渡連不■身命作決定誓／｛梵字にて五大の種子・光明真言を記す）｝／生死無辺我必祈 郡生无数我必済 願行无量我必修 仏果无尽｝ 〔金剛界曼荼羅軸木内側〕 |
| 備考 | 軸木銘は胎蔵界金剛界ともに軸木を二つに割り、内刳りを施した両面に墨書されている。 |
| 参考文献 | 『日本絵画史年紀資料集成 十世紀―十四世紀』（東京文化財研究所、一九八四年） |