日本木彫会の会合 

記事番号:00039
年月:1936年04月

所謂旧帝展系木彫作家の団体日本木彫会では、第一回帝展には殆ど全部の会員が出品せず、新帝展改革を希望してゐたが、四月二十三日池の端浜の家に会合を開いて協議した結果、従来の如き帝展に依存する立場を棄て、同会自身の確固たる基礎を定めることとし、来る五月東京府美術館で展覧会を開催すること等を決定した。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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