研究所の業務の一部をご紹介します。各年度の活動を網羅的に記載する『年報』や、研究所の組織や年次計画にもとづいた研究活動を視覚的にわかりやすくお知らせする『概要』、そしてさまざまな研究活動と関連するニュースの中から、速報性と公共性の高い情報を記事にしてお知らせする『TOBUNKEN NEWS (東文研ニュース)』と合わせてご覧いだければ幸いです。なおタイトルの下線は、それぞれの部のイメージカラーを表しています。

東京文化財研究所 保存科学研究センター
文化財情報資料部 文化遺産国際協力センター
無形文化遺産部


第63回工業技術賞の受賞について

 平成25年5月17日、保存修復科学センターの早川典子主任研究員と株式会社林原の西本友之氏、大倉隆則氏との共同研究「文化財修復用接着剤 古糊様多糖の開発」が一般社団法人大阪工研協会から第63回工業技術賞を授与されました。工業技術賞は、一般社団法人大阪工研協会が工業に関する研究発明(工業化に寄与したものあるいは将来寄与しうるもの)ならびに現場技術の進歩改善に功績のあった方々を顕彰するものです。

5月施設見学

X線撮影室での説明(5月21日)

 愛知教育大学付属岡崎中学校 計5名
 5月21日、東京文化財研究所の視察のために来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター修復実験室、同X線撮影室及び文化遺産国際協力センターを見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

4月施設見学

生物実験室での説明(4月15日)

 明治大学博物館友の会「平成内藤家文書研究会」 18名

 4月15日、文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。企画情報部資料閲覧室、保存修復科学センター修復実験室及び同生物実験室を見学し、各担当者が業務内容と設備について説明を行いました。

東日本大震災被災文化財等救援・修復活動への功労者に対する文化庁長官感謝状贈呈式

文化庁長官から感謝状を贈呈される亀井所長
表彰者と記念撮影(後列一番左が亀井所長)

 平成25年3月25日(月)、当研究所のセミナー室において、東日本大震災によって被災した文化財等の救援・修復活動に関し、活動に協力又は従事した団体等に対して、文化庁長官からの感謝状の贈呈式が行われました。
 平成23年4月の東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会の発足以来、2か年にわたり事務局を務めてきた当研究所に対して、文化庁の近藤誠一長官から感謝状が贈られました。

3月施設見学

実演記録室での説明(3月8日)

 文化庁元主任文化財調査官 半澤重信氏 他3名
 3月8日、東京文化財研究所の視察のために来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター修復実験室及び文化遺産国際協力センターを見学し、各担当者が業務内容と設備について説明を行いました。

11月施設見学

化学実験室での説明(11月1日)

 文化庁主催 文化財(美術工芸品)修理技術者講習会受講者 計29名
 11月1日、文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター修復実験室、同化学実験室及び同電子顕微鏡室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

10月施設見学

生物実験室での説明

 文化庁ミュージアム活性化支援事業「市民と共に ミュージアムIPM」 参加者 計13名
 10月5日、文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。保存修復科学センター物理実験室、化学実験室及び生物実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

8月施設見学(1)

燻蒸室での説明(8月6日)

 韓国・ソウル大学奎章閣韓国学研究院 計8名
8月6日、文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。企画情報部資料閲覧室、保存修復科学センター生物実験室及び同修復実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

8月施設見学(2)

写場での説明(8月31日)

 ICCROM国際研修「紙の保存と修復」参加者 計13名
8月31日、ICCROM国際研修「紙の保存と修復」の一環として来訪。企画情報部写場、無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター修復アトリエ、同修復実験室、同分析科学研究室及び同生物実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

7月施設見学(1)

実演記録室での説明(7月2日)

 武蔵野市社会教育関係団体老壮連合会「ハッピー76会」 計19名

 7月2日、文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター修復アトリエ及び同化学実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

7月施設見学(2)

資料閲覧室での説明(7月5日)

 文化学園大学服装学部 計7名

 7月5日、文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室及び保存修復科学センター分析科学研究室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました

7月施設見学(3)

生物実験室での説明(7月19日)

 独立行政法人国立文化財機構新任職員 計36名

 7月19日~20日、独立行政法人国立文化財機構新任職員研修会の一環として来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター生物実験室及び同分析科学研究室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

7月施設見学(4)

化学実験室での説明(7月24日)

 参議院第三特別調査室 計4名

 7月24日、東京文化財研究所の視察のために来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室及び保存修復科学センター化学実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

7月施設見学(5)

X線撮影室での説明(7月31日)

 文部科学省主催「放射線等に関する課題研究活動の支援」参加校の高校生 計35名

 7月31日、文化財におけるX線の利用及び文化財の化学分析手法について見学するために来訪。保存修復科学センターX線撮影室、分析科学研究室及び電子顕微鏡室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

寄附金の受入

東京美術倶楽部にて感謝状贈呈(6月11日)

 東京美術商協同組合から東京文化財研究所における研究成果の公表(出版事業)の助成を、また、株式会社東京美術倶楽部から東京文化財研究所における研究事業の助成を目的として、それぞれ寄附金のお申し出があり、ありがたく拝受いたしました。
  6月11日、東京美術商協同組合において、六川研究支援推進部長から東京美術商協同組合総支配人 喜好勝美氏に、東京美術商協同組合 下條啓一理事長及び株式会社東京美術倶楽部 浅木正勝代表取締役社長宛の感謝状を贈呈しました。
  当研究所の事業にご理解を賜りご寄附をいただいたことは、当研究所にとって大変ありがたいことであり、研究所の事業に役立てたいと思っております。

6月施設見学

資料閲覧室での説明(6月28日)

 川村学園女子大学教育学部社会教育学科 計16名

  6月28日、学芸員を目指す学生が文化財の保存・修復の現場を見学するために来訪。企画情報部資料閲覧室、保存修復科学センター化学実験室、第2修復実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

4月施設見学

実演記録室での説明(4月23日)

 文化庁長官官房政策課独立行政法人支援室 室長他3名

 4月23日、東京文化財研究所の視察のために来訪。企画情報部資料閲覧室、無形文化遺産部実演記録室、保存修復科学センター第2修復実験室、同分析科学研究室及び文化遺産国際協力センター国際資料室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

1月施設見学

役員室にて所長表敬(1月20日)

 エジプト・アラブ共和国考古庁大臣モハメド・イブラヒム・アリ・サイード閣下 駐日エジプト・アラブ共和国大使ヒシャム・エルジメイティー閣下 ほか 計9名

 1月20日、所長の表敬訪問及び各研究室の見学のために来訪。保存修復科学センター第2修復実験室、同第7修復実験室、同電子顕微鏡室及び文化遺産国際協力センター修復アトリエ(紙)を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

11月施設見学(1)

修復実験室での説明(11月10日)

 九州国立博物館ミュージアム活性化支援事業「市民と共に ミュージアムIPM」参加者 計14名
 11月10日、今後の博物館美術館等文化施設におけるIPM(総合的有害生物管理)実践に役立てるために文化財保存にかかる研究活動について見学するため来訪。保存修復科学センター修復実験室、燻蒸室及び生物科学研究室並びに文化遺産国際協力センター修復アトリエを見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

11月施設見学(2)

画像情報室での説明(11月15日)

 韓国文化財研究所 クォン・ハクナム氏 ほか4名
 11月15日、韓国文化財研究所の文化財保存事業の一環として来訪。企画情報部画像情報室、保存修復科学センター修復実験室及び第1科学実験室を見学し、各担当者が業務内容について説明を行いました。

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