研究所の業務の一部をご紹介します。各年度の活動を網羅的に記載する『年報』や、研究所の組織や年次計画にもとづいた研究活動を視覚的にわかりやすくお知らせする『概要』、そしてさまざまな研究活動と関連するニュースの中から、速報性と公共性の高い情報を記事にしてお知らせする『TOBUNKEN NEWS (東文研ニュース)』と合わせてご覧いだければ幸いです。なおタイトルの下線は、それぞれの部のイメージカラーを表しています。

東京文化財研究所 保存科学研究センター
文化財情報資料部 文化遺産国際協力センター
無形文化遺産部


東京都台東区立上野中学校学芸発表会における研究所のパネル展示

台東区立上野中学校学芸発表会でのパネル展示
タッチパネルを使って、東京文化財研究所の説明を見ている中学生

 10月30日、東京都台東区立上野中学校の学芸発表会において、東京文化財研究所はパネル展示を行いました。その内容は「X線透過撮影による能管・龍笛の構造解明」と「X線透過撮影による仏像の調査・研究」の二つです。
 これらの展示はいずれも以前、研究所のエントランスで展示されていたパネルを二次活用したものですが、どちらもX線透過撮影を通して調査を行い、成果を得たという点が共通していました。
 中学生のみなさんも健康診断の際にX線透過撮影によって胸部の状態を知ることはよく知っています。したがって今回のパネル展示を通じて、この方法がどのような材質の文化財に対して有効なのか、またその結果何がわかるのかなどを理解してもらえたかと思います。
 東京都台東区立上野中学校学芸発表会で研究所のパネルが展示されたのも2回目となりました。たった1日の展示ではありましたが、上野中学校生徒、教職員、そして保護者など約300名の方々に対し、文化財を守り、未来に伝えようとしている研究機関が上野中学校のすぐ近くにあることを知っていただくよい機会になったと思います。
 今後もこの活動が学校教育との連携、あるいは地域社会との連携を表す一つの形として続いていくことを願ってやみません。

「想-IMAGINE」東文研版の起ち上げに向けて

「想-IMAGINE」東文研版のブラウザ画面

 企画情報部では、今年度中に連想検索技術を用いた情報探索サービス「想-IMAGINE」東文研版を起ち上げるべく、現在、準備を進めています。
 「想-IMAGINE」とは国立情報学研究所が開発・公開している検索サービスです。それは図書館の蔵書データベース、書店や古書店の在庫データベース、文化財に関するデータベース、百科事典や観光情報など、さまざまなジャンルの情報源から、さらに深く知りたい情報を指定して、それを基点に連想を深めることを可能にしてくれるまったく新しい検索方法です。
 「想-IMAGINE」は国立美術館版、早稲田大学演劇博物館版など、機関独自のデータベースを組み合わせた検索サービスもすでに運用が始まっています。東文研版もこれらと同様に、「東文研・美術関係文献」「東文研・尾高コレクション」などを組み合わせた独自の検索サービスになります。「東文研・美術関係文献」では約40万件のデータを、「東文研・尾高コレクション」では日本人研究者として初めてアフガニスタン、バーミヤーンを調査した尾高鮮之助の撮影写真約2,000枚を公開します。
 文化財研究にとってはたいへん有益な情報が発信されると期待されます。

文化財デジタルイメージギャラリーの新設

文化財デジタルイメージギャラリー

 2010年4月、当研究所のホームページに文化財デジタルイメージギャラリーを新設しました。
 現在、そのコンテンツには「赤外線の眼で見る《昔語り》」「菊花に覆われた未完の武者絵」「国宝彦根屏風の共同調査」が掲載されております。
 「赤外線の眼で見る《昔語り》」では、1945年の空襲によって焼失した黒田清輝筆《昔語り》に関し、わずかに残った油彩による下絵を対象に、近赤外線撮影などの調査を行った結果を公表しています。
 また「菊花に覆われた未完の武者絵」では、ポーラ美術館の協力を得て、同館が所蔵する黒田清輝作品3点(「野辺」、「菊」、「赤小豆の簸分」)に関する光学的調査の研究成果を公表しています。
 そして「国宝彦根屏風の共同調査」では2006年度から2007年度までの間、彦根屏風が修理されるのに伴い、彦根城博物館と東京文化財研究所が実施した共同研究調査の成果の一部をご紹介します。
 今後、「古写真 名古屋城本丸御殿」などが掲載される予定です。

黒田記念館のホームページ(フランス語版)の新設

 今年2月、当研究所は黒田記念館のホームページ(フランス語版)
http://www.tobunken.go.jp/kuroda/index_f.html
を新設しました。その内容は日本語のページとほぼ同じで、「黒田清輝について」「公開日と交通案内」「黒田清輝作品一覧」などから構成されています。黒田記念館のホームページの外国語版としては英語・中国語・ハングルに続く四つ目です。
 1884年(明治17)、黒田清輝は法律を学ぶためにフランスに渡りましたが、2年後、絵画に転向し、画家としての人生を歩むようになりました。1890年から1893年の帰国までの間、黒田清輝はしばしばグレー・シュル・ロワンという小村に滞在し、数々の作品を描いています。
 このように日本の近代洋画の父とよばれた黒田清輝が、フランスとたいへん縁の深い画家であったことを、黒田記念館のホームページ(フランス語版)を通して、フランスはもちろん、フランス語圏の方々にご理解いただければ幸いです。

携帯サイトの新設

携帯サイトの画面

 今年1月、当研究所は携帯サイト(モバイルサイト)を新設しました。
 現在、携帯サイトは「新着情報」「挨拶」「募集/催し物/入札公告」「活動報告」「コラム/昔語り」「研究資料検索システム」「東文研キッズ!」「更新履歴」「お問い合わせ」「待ち受け画像プレゼント」などから構成されています。
 今後もユーザーの方々にとって速報性、利便性の高い情報をお伝えするとともに、コラムのように読み応えのあるテキストも提供していく予定です。通勤・通学の途中、勉強や研究の合間などに当研究所の携帯サイトをご利用いただければ幸いです。

キッズページ(英語版)の新設

 2009年12月、東京文化財研究所のキッズページ(英語版)を新設しました。
 英語版の構成も日本語版と同様に、「東文研しごとぜんぶ」「世界での活躍」「なぜなに東文研」「文化財のリンク」からなっています。
 近年、研究所の活動は、海外における文化財の保存修復を目的とした国際協力を行ったり、海外の研究者と研究交流を進めたりするなど、海外とのつながりが強くなってきました。それらはキッズページ「東文研しごとぜんぶ」「世界での活躍」(日本語版)からもうかがわれます。
 そこで海外の子どもたちにも研究所の活動を知ってほしいという想いからキッズページ(英語版)をつくりました。英語を母国語としない国のホームページの中で、英語のキッズページはたいへん珍しい存在ですが、また文化財をテーマとしたホームページとしても初めての試みです。
 ぜひキッズページ(英語版)
http://www.tobunken.go.jp/english/kids/index.html
にアクセスしてみてください。

東京都台東区立上野中学校学芸発表会における研究所のパネル展示

東京都台東区立上野中学校でのパネル展示

 10月31日、東京都台東区立上野中学校の学芸発表会において、東京文化財研究所はパネル展示を行いました。その内容は「[キトラ古墳壁画]-壁画の取り外しと修復作業について-」と「洛中洛外図屏風(カナダ・ロイヤルオンタリオ美術館蔵)の修理 –平成18年度在外日本古美術品保存修復事業-」の二つです。
 これらの展示はいずれも以前、研究所のエントランスで展示されていたパネルを二次活用したものです。ただしキトラ古墳壁画の取り出しと修復作業に関する展示では、ダイヤモンドワイヤーソー、へら、作業着など、作業に使用する道具も出品するとともに、壁画の取り外しに関する記録映像も上映しました。
 研究所のエントランスで展示されたパネルが、従来、研究所の外で展示されたことはありませんでした。たった1日の展示ではありましたが、上野中学校生徒、教職員、そして保護者など約400名の方々にパネル展示をご覧いただくことできました。
 キトラ古墳壁画は近年、マスメディアによく取り上げられており、また洛中洛外図も社会科の教科書に図版としてよく掲載されています。上野中学校のみなさんにとっても、よく知られた文化財であったはずです。こうした文化財を守り、未来に伝えようとしている研究機関が上野中学校のすぐ近くにあることを知っていただくよい機会になったと思います。 

子供向けパンフレットの刊行

子供向けパンフレット
『東京文化財研究所ってどんなところ?』

 東京文化財研究所は今年度、子供向けパンフレット『東京文化財研究所ってどんなところ?』を刊行しました。これは小学生や中学生などを対象にした研究所の案内です。
 2009年度版は2008年度版に比べ、判型をB5判に、またページ数を16ページに改めたほか、内容も研究所の活動をトピックスとして紹介するように変更しました。
 今後、子供向けパンフレットは台東区内の小学校や中学校に配布する予定です。もちろん一般の方々にもご利用いただけるように、研究所や黒田記念館でも配布しています。ぜひご利用ください。
 また子供向けパンフレットのPDFファイルは、研究所のホームページ、下記URLからダウンロードすることも可能です。
http://www.tobunken.go.jp/~joho/japanese/publication/kids/2009.pdf

『年報』2008年度版の刊行

『東京文化財研究所年報』2008年度版

 このたび『東京文化財研究所年報』2008年度版を刊行しました。
 『年報』は、機構、年度計画及びプロジェクト報告、その他の活動、個人の研究業績、研究交流、主な所蔵資料、研究所関係資料など、昨年度、研究所が行ったさまざまな活動の実績を網羅的にまとめた年次報告書です。
 『年報』は、国および都道府県の美術館・博物館、都道府県・政令指定都市の教育委員会や埋蔵文化財センター、文化財研究部門をもつ大学図書館に資料用として1部を配布しています。
 また『年報』はホームページ上でもPDFファイル形式で配信しています。どうぞご利用ください。

『概要』2009年度版の刊行

『東京文化財研究所概要』2009年度版

 このたび『東京文化財研究所概要』2009年度版を刊行しました。
 『概要』は研究組織をはじめ、今年度、研究所が行おうとする各部・センターの活動、研修、助言・指導、大学院教育、国際シンポジウム、公開講座、情報発信、刊行物などを視覚的にわかりやすく、また日英2ヶ国語で紹介しています。
 『概要』は、国および都道府県の美術館・博物館、都道府県や政令指定都市の教育委員会、埋蔵文化財センター、文化財研究部門をもつ大学図書館、大使館、友好協会宛に資料用1部として配布しています。
 また『概要』は一般の方々にもご利用いただけるように、『東文研ニュース』とともに黒田記念館や研究所でも配布しています。さらに『概要』はホームページ上でもPDFファイル形式で配信しています。どうぞご利用ください。

中国新疆地区における遺跡の視察

 6月15日から6月20日まで、所長鈴木、副所長中野、管理部高栁、企画情報部勝木は、中国新疆地区における遺跡の視察を行いました。新疆は中国西北部に位置し、その土地の多くは砂漠です。かつてこの地にはさまざまなオアシス都市国家が栄えていました。今回視察した遺跡の多くはそのころにつくられたものです。
 今回、トルファンでは交河故城、ベゼクリク石窟、アスタナ古墳群、高昌故城を、クチャではスバシ仏教寺院遺跡、クムトラ石窟、キジル石窟を、そしてウルムチでは新疆ウイグル自治区博物館をそれぞれ視察しました。また各地で文化財保護の関係者とも交流する機会に恵まれました。短期間ながら、新疆地区における遺跡の保存状況を知り得たことはたいへん有意義でした。

キッズページの新設

 2009年5月、小・中学生を対象としたキッズページを新設しました。とくに「とうぶんけんのしごとぜんぶ」では、東京文化財研究所のさまざまな活動をカード形式でご覧いただけます。  昨年7月に刊行しました子供向けパンフレット『東京文化財研究所ってどんなところ?』(http://www.tobunken.go.jp/~joho/japanese/publication
/kids/2008.pdf)とともに、キッズページを夏休みの自由研究などにご利用いただければ幸いです。ぜひ一度、キッズページhttp://www.tobunken.go.jp/kids/index.htmlまでアクセスしてみてください。

『年報』2007年度版、『概要』2008年度版の刊行

『東京文化財研究所年報』2007年度版
『東京文化財研究所概要』2008年度版

 このたび『東京文化財研究所年報』2007年度版と『東京文化財研究所概要』2008年度版をそれぞれ刊行しました。
 『年報』は昨年度、研究所が行ったさまざまな活動の実績を網羅的にまとめた年次報告書です。2007年度版は法人の統合に伴い、年度計画及びプロジェクト報告、研究所関係資料を改編いたしました。
 一方、『概要』は研究組織をはじめ、今年度、研究所が行おうとするさまざまな活動を視覚的にわかりやすく、また日英2ヶ国語で紹介しています。  『年報』や『概要』は、国および都道府県の美術館・博物館、文化財研究部門をもつ大学図書館に資料用1部として配布しています。
 とくに『概要』は一般の方々にもご利用いただけるように、『東文研ニュース』とともに黒田記念館や研究所でも配布しています。また『年報』や『概要』はホームページ上でもPDFファイル形式で配信しています。どうぞご利用ください。

子供向けパンフレットの刊行

子供向けパンフレット
『東京文化財研究所ってどんなところ?』

 東京文化財研究所は今年度、新たに子供向けパンフレット『東京文化財研究所ってどんなところ?』を刊行しました。これは小学生や中学生などを対象にした研究所の案内です。
 「とうぶんけんのエンピツくん」というキャラクターが、文化財や研究所の各部・センターの活動をわかりやすく紹介していきます。
 子供向けパンフレットは台東区立小学校や中学校の児童への配布を予定しています。もちろん一般の方々にもご利用いただけるように、研究所や黒田記念館でも配布を行っています。ぜひご利用ください。
 また子供向けパンフレットのPDFファイルは、研究所のホームページ、下記URLからダウンロードすることも可能です。
http://www.tobunken.go.jp/~joho/japanese/publication/kids/2008.pdf
 今後、さらにキッズページの展開を予定しています。

文化財アーカイブ構築に向けた研究協議

国立情報学研究所連想情報学研究開発センター長・教授高野明彦氏からタッチパネル用のデジタルアーカイブPowers Of Informationについて説明を受けました。

 現在、企画情報部は文化財アーカイブ構築の一環として、美術図書館の横断検索サイト“ALC(Art Libraries’ Consortium)”および連想検索サイト「想(Imagine)」への参画を目指し、その準備を進めています。
 6月9日には、田中淳、山梨絵美子、津田徹英、中村節子、そして勝木の5人が、国立情報学研究所の連想情報学研究開発センター長・教授高野明彦氏、特任准教授丸川雄三氏を訪ね、文化財情報の発信に関する今後の取り組みについて意見を交わしました。
 お二人はかつて「想(Imagine)」の創設に携わり、また文化庁が運営する電子情報広場「文化遺産オンライン」の立ち上げに技術面から協力されてきた方々です。文化財研究の分野にも精通されたお二人からのアドバイスは、文化財アーカイブの構築を進める者にとってたいへん示唆に富む内容でした。

『東文研ニュースダイジェスト』の創刊

『東文研ニュースダイジェスト』創刊号

 このたび『東文研ニュースダイジェスト』を創刊することになりました。『東文研ニュースダイジェスト』は、一言でいえば『東文研ニュース』英語版です。しかし単なる『東文研ニュース』の翻訳ではなく、研究所が発行する海外向けの広報誌として、半期ごとに記事の内容を選りすぐったものだけを提供していきます。
 『東文研ニュース』(日本語版)が研究所のさまざまな活動を一般向けにわかりやすく伝えることを使命としてきましたように、『東文研ニュースダイジェスト』もまた研究所が推進する国際協力を海外向けにわかりやすく伝えていきます。
 創刊号は2006年における研究所の活動をまとめました。今後は研究所の活動を迅速に伝えるため、毎年2号を刊行していきます。『東文研ニュースダイジェスト』が、研究所の進める国際協力の一端を伝える役割を担うことにつながれば幸甚です。

『年報』『概要』の刊行

『東京文化財研究所年報』2006年度版
『東京文化財研究所概要』2007年度版

 このたび『東京文化財研究所年報』2006年度版と『東京文化財研究所概要』2007年度版をそれぞれ刊行しました。『年報』は昨年度、研究所が行ったさまざまな活動の実績を網羅的にまとめた年次報告書です。一方、『概要』は研究組織をはじめ、今年度、研究所が行おうとするさまざまな活動を視覚的にわかりやすく、また日英2ヶ国語で紹介しています。
 『年報』や『概要』は国および都道府県の美術館・博物館、文化財研究部門をもつ大学図書館に配布しています。またホームページ上でもPDFファイル形式で配信しています。
 とくに『概要』は一般の方々にもご利用いただけるように、『東文研ニュース』とともに黒田記念館や研究所でも配布しています。

今年度の総合研究会

今後50年間に震度5強以上の内陸直下型地震を被る確率が20%以上の国宝文化財
(○:建造物、△:美術工芸品のうち赤色で示したもの。赤色や緑色の線は内陸活断層の位置)
(二神葉子「文化財のGISデータベース化と地震危険度評価」の発表資料より)

 東京文化財研究所では総合研究会を開催しています。総合研究会とは各部・センターの研究員が各自、テーマを設定し、研究プロジェクトの成果を発表し、それに対して所内の研究者が自由に討論する研究会です。
 今年度は平成19年6月5日(火)に第1回総合研究会を開催し、文化遺産国際協力センターの二神葉子が「文化財のGISデータベース化と地震危険度評価」と題する発表を行いました。文化財の防災対策にとってGISの活用がいかに有効であるかを論じました。
 今後は下記の通り開催する予定です。

  • 第2回  平成19年7月10日
  • 「宗湛の研究」
  • (企画情報部・綿田稔)
  • 第3回  平成19年10月2日
  • (仮題)「文化財の調査のための新しいX線検出器の開発」
  • (保存修復科学センター・犬塚将英)
  • 第4回  平成19年12月4日
  • (仮題)「磨崖仏の保存施設としての覆屋の評価」
  • (保存修復科学センター・森井順之)
  • 第5回  平成20年1月8日
  • (仮題)「仏教図像の研究」
  • (企画情報部・勝木言一郎)
  • 第6回  平成20年2月12日
  • (仮題)「人形浄瑠璃文楽」
  • (無形文化遺産部・鎌倉恵子)
  • 第7回  平成20年3月4日
  • (未定)
  • (副所長・三浦定俊)

 講師等の都合により、日程や内容を変更することがあります。

「活動報告」をホームページへ掲載

 東京文化財研究所では今年度から「活動報告」を毎月、ホームページに掲載することといたしました。「活動報告」では研究所全体、あるいは各部・センターのさまざまな活動を素早く伝えることを目指しています。例えば3月25日、能登半島地震の発生から1ヶ月も経たないうちに行った被災文化財調査や高松塚古墳壁画の保存に向けたさまざまな取り組みなどの記事を研究者の眼から報告していきます。

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