研究所の業務の一部をご紹介します。各年度の活動を網羅的に記載する『年報』や、研究所の組織や年次計画にもとづいた研究活動を視覚的にわかりやすくお知らせする『概要』、そしてさまざまな研究活動と関連するニュースの中から、速報性と公共性の高い情報を記事にしてお知らせする『TOBUNKEN NEWS (東文研ニュース)』と合わせてご覧いだければ幸いです。なおタイトルの下線は、それぞれの部のイメージカラーを表しています。

東京文化財研究所 保存科学研究センター
文化財情報資料部 文化遺産国際協力センター
無形文化遺産部


美術家・美術関係者資料データベース・画廊資料データベースの公開

 当研究所では、調査研究や資料整理のため、作家名や画廊名のリストを作成していますが、このたび、美術家・美術関係者資料データベース・画廊資料データベースとして「研究資料データベース検索システム」(http://archives.tobunken.go.jp/internet/index.html)上で公開を開始いたしました。前者は、19,947名の人名を収載し、その人の号名、出品歴、物故日などをご確認いただけます。後者は、 521件の画廊名を収載し、画廊史のタイトルや、展覧会の開催情報の有無などをご確認いただけます。
 また、当研究所では、美術家・美術関係者・画廊や、笹木繁男氏主宰現代美術資料センターよりご寄贈いただいております資料のうち、薄手のカタログ、画廊ニュース、DM、チラシ、新聞記事などを作家資料ファイル、画廊資料ファイルに分けて収めています。現在公開中のデータベースでは、資料ファイルの有無のみ表示していますが、資料の細目についても、順次公開していく予定です。なお資料の閲覧については「資料ファイルの利用について」をご覧ください。

物故記事の公開

 当研究所の刊行物『日本美術年鑑』(年刊)では、当該年に亡くなられた美術家及び美術関係者の方々についてまとめた記事を、物故者の欄に掲載しています。このたび、創刊号の『日本美術年鑑 昭和11年版』から『日本美術年鑑 平成6年版』までの51冊に掲載した物故記事2,104件を再編集し、ホームページの出版&デジタルアーカイブのコーナーで公開を始めました。記事ではその人物の生没年をはじめとして、略歴、著作目録などを紹介しております。現在1935年から1973年までの物故記事がご覧いただけますが、1974年以降の物故記事についても順次公開の予定です。なおホームページの研究資料検索システムのコーナーの美術家・美術関係者資料データベースで人名を検索していただきますと物故日が確認できますので、あわせてご利用ください。
http://www.tobunken.go.jp/materials/bukko

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