共催展「黒田清輝展」の閉会

平塚市美術館におけるアンケート調査風景
(平成19年7月28日)

 今年度の上記の展覧会が、神奈川県の平塚市美術館において7月21日から開催され、9月2日に無事終了しました。会期中、入館者は12,746人にのぼったことを報告します。黒田清輝にとって、湘南地域はフランス留学の帰国直後から親しんでいた地であり、海岸風景など数多くの作品を描いています。そうした縁のある地での開催であったため、例年になく好評を博しました。会期中の7月28日には、開催館の協力のもと、会場において来館された方々へのアンケート調査を実施しました。当日入場者数279人に対して調査対象数161人(内訳男性57人、女性95人、小人9人、回収率57.7%)の方々から回答をいただき、「作品が豊富で良い」、「平塚でこの内容が見られてとても良い」などといった個別のご意見に加え、展覧会の内容については、「満足」、あるいは「おおむね満足」であったという「満足度」が、ほぼ100%になりました。9月6日からは黒田記念館における公開を再開しましたが、つづいて来年度は兵庫県の神戸市立小磯記念美術館にて開催を予定しており、今年度にもまして充実した共催展になるように努めていきたいと思います。

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