文化財アーカイブ構築に向けた研究協議

国立情報学研究所連想情報学研究開発センター長・教授高野明彦氏からタッチパネル用のデジタルアーカイブPowers Of Informationについて説明を受けました。

 現在、企画情報部は文化財アーカイブ構築の一環として、美術図書館の横断検索サイト“ALC(Art Libraries’ Consortium)”および連想検索サイト「想(Imagine)」への参画を目指し、その準備を進めています。
 6月9日には、田中淳、山梨絵美子、津田徹英、中村節子、そして勝木の5人が、国立情報学研究所の連想情報学研究開発センター長・教授高野明彦氏、特任准教授丸川雄三氏を訪ね、文化財情報の発信に関する今後の取り組みについて意見を交わしました。
 お二人はかつて「想(Imagine)」の創設に携わり、また文化庁が運営する電子情報広場「文化遺産オンライン」の立ち上げに技術面から協力されてきた方々です。文化財研究の分野にも精通されたお二人からのアドバイスは、文化財アーカイブの構築を進める者にとってたいへん示唆に富む内容でした。

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