第3回無形文化遺産部公開学術講座

第3回無形文化遺産部公開学術講座

 無形文化遺産部公開学術講座を、12月16日に国立能楽堂大講義室で開催しました。 無形文化遺産部では、平成18年度より、文化財保護委員会(現在の文化庁)が作成した音声記録を講座の題材に取り上げています。今年度は、「音声資料からたどる能の変遷」と題して、能囃子の記録を紹介しました。
 昭和26年度に作成された能囃子の記録は、大鼓の川崎九淵、小鼓の幸祥光、この二人の演奏を録音することが主たる目的だったようです。川崎九淵と幸祥光は、昭和30年の第1次重要無形文化財保持者各個認定を受けています(いわゆる「人間国宝」)。講座では、文化財保護委員会が作成した記録の意義や現在の伝承との関りについての解説を交えながら、大正・昭和の能を支えた二人の至芸を聴いていただきました。
 来年度も、文化財保護委員会作成音声資料を題材に、講座を開催する予定です。

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