国際研究集会「日本絵画の修復 ―先端と伝統―」の開催

総合討論会

 11月12日~14日の3日間、第33回文化財の保存及び修復に関する研究集会「日本絵画の修復 ―先端と伝統―」を東京国立博物館平成館において開催しました。日本絵画の修復に関して、国内外での現状を科学的・客観的に確認することで、材料・技法を再認識し、ここで得られた知識を共有することで、広く世界で所有されている日本絵画の保存と活用を促進することを目的して、海外から4件、国内から11件の講演が行われました。修復技術者、保存科学者、学芸員、伝統材料の製造元などの分野から、350名を超える参加がありました。講演・討論会に関する詳細な内容については、来年度、報告書を刊行する予定にしております。

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