アジア太平洋諸国における無形文化遺産保護状況調査

ブータン染織博物館での染織技術伝承活動の様子
トンガ教育大学での伝承活動(カバの儀式)
トンガ教育大学での伝承活動(タパ・クロスの製作)

 無形文化遺産部では、ユネスコの無形文化遺産条約の枠組みにおける無形文化遺産の保護状況についてアジア太平洋諸国において調査を行っています。2月には、タイ、ブータン、太平洋諸国(サモア、トンガ、ニュージーランド、フィジー、パラオ)にミッションを派遣し、無形文化遺産関連の政府担当者や関係機関担当者等とヒアリングと意見交換を行いました。タイは条約批准に向けて無形文化遺産保護における国内体制を強化しており、ブータンでは条約批准後に無形文化遺産の記録やデータベース作成にとりかかり、国内法のドラフト準備に入っています。太平洋諸国は無形文化遺産条約の締結に熱心になっていますが、条約実施のための国内体制の整備に大きな課題を残しています。条約下の無形文化遺産保護に関する調査研究分野において、アジア太平洋諸国ではどんな課題があり交流や協力ができるか、引き続き調査を続けていく予定です。

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