第10回バーミヤーン遺跡保存専門家会議

「バーミヤーン遺跡保存事業」専門家会議

 東京文化財研究所は、UNESCO、そして国内外の研究機関と連携して、アフガニスタンにおける文化遺産の保護事業を長年牽引してきました。とくにバーミヤーン遺跡の保護活動は、ユネスコ文化遺産保存日本信託基金「バーミヤーン遺跡保存事業」を核として、アフガニスタン、そして各国の研究機関が協力して実施されています。あわせて、このバーミヤーン遺跡の保護活動に関し、各国の専門家間で成果を共有し、保存と活用の方針を議論するための専門家会議を毎年開催しております。本年は、東京文化財研究所とユネスコとの共催で、12月6日から8日にかけて、東京文化財研究所でこの専門家会議を開催しました。
 日本、アフガニスタン、ドイツ、フランス、イタリアの各国、およびUNESCO、ICOMOS、ICCROM等国際機関から専門家が参加しました。壁画の保存や大仏の破片の保護といった継続的な課題に加えて、谷全体に視野を広げ、広域に分布する考古遺跡の調査や景観の保護の問題、博物館や観光面でのインフラ整備に関しても議論しました。

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