キルギス共和国及び中央アジア諸国における文化遺産保護に関する拠点交流事業

人材育成ワークショップに参加した研修生と金沢大学の大学院生

 文化遺産国際協力センターは、中央アジアの文化遺産保護を目的に、文化庁の受託を受け、2011年度より、中央アジア、キルギス共和国において「ドキュメンテーション」、「発掘」、「保存修復」、「史跡整備」をテーマに一連の人材育成ワークショップを実施しています。
 2014年7月3日から7月14日までの12日間、第7回目のワークショップ「史跡整備と展示に関する人材育成ワークショップ」を実施しました。
 今年の6月カタールで開催された世界遺産委員会で中央アジアのシルクロード関連史跡が世界文化遺産に登録されることが決定しました。しかし、ほとんどの史跡では史跡整備が追い付いていないのが現状です。現在、史跡整備、オンサイト・ミュージアムの建設は、中央アジア諸国で緊急の課題となっています。
 そのため、今回、キルギス共和国から3名、アフガニスタン・イスラーム共和国から3名の若手専門家を日本に招聘し、「史跡整備」と「展示」に関する人材育成ワークショップを実施しました。東京文化財研究所、奈良文化財研究所において、講義を実施したのち、日本を代表する考古博物館や史跡などの視察を行いました。
 また、今回の人材育成ワークショップには、金沢大学国際文化資源学センターが実施する「文化資源マネージャー養成プログラム」などの大学院生8名も参加してくれました。

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