美術 人民 1905(明治38)/10/16 3 雑報 10回 △小林千古氏の大作 上野の白馬会に出品せる小林千古氏の大作は昨年秋頃より筆を染めしものにて寺院の装飾画なるが其画題とせし「中道」の謂れを聞くに故松本開教使が同氏に贈りたる謡曲禅話中の「山 姥」の一節より脱化せしものなりとぞ 前の記事 次の記事