高木晴太呂

没年月日:1977/06/08
分野:, (洋)

洋画家、光風会会員高木晴太呂は、6月8日心筋こうそくのため名古屋市の自宅で死去した。享年65。明治45年3月3日名古屋市に生まれる。本名春太郎。大正15年日本陶器株式会社に入社し陶器のデザインにたずさわる。昭和7年第19回光風会展に初入選、同9年第二部会展に入選し、同14年第26回光風会展に出品した「南の浜」がI氏賞を受賞し会友に推され、翌第27回展では同画題の出品でK夫人賞を受け、同17年光風会会員となった。この間、文展にも昭和11年以来3回入選、戦後も光風会展、日展に出品を続け、同26年第7回日展に出品した「漁村」で特選、朝倉賞を受賞、翌年無鑑査となり、同28年から48年まで委嘱出品を続けた。また、同34年第45回光風会展では「一隅」で会員賞を受賞した

出 典:『日本美術年鑑』昭和53年版(265頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「高木晴太呂」『日本美術年鑑』昭和53年版(265頁)
例)「高木晴太呂 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9691.html(閲覧日 2024-04-19)
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