荻原孝一

没年月日:1979/11/20
分野:, (洋)

 一水会会員の洋画家荻原孝一は、11月20日動脈栓症のため死去した。享年70。1909(明治42)年8月23日長野県佐久市に生まれ、野沢中学校卒業後上京し川端画学校に学び、1929年東京美術学校西洋画科に入学、藤島武二に師事し34年卒業する。38年から54年まで野沢中学校、姫路高等女学校、野沢北高校の教壇に立つ。48年第4回日展に「池畔の子供」が初入選。この年小山敬三有島生馬の賛助を得て佐久美術展を結成する。51年から一水会に出品、同54年一水会々員となる。62年上野松坂屋で最初の個展を開催、64年渡欧する。68年から佐久市民美術展運営委員をつとめる。73年と77年に紺綬褒章を受ける。作品は他に「読書」(49年)「真昼」(52年)「グランドキャニオン」(67年)など。

出 典:『日本美術年鑑』昭和55年版(297頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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