真道黎明

没年月日:1978/11/17
分野:, (日)

 日本画家真道黎明は、11月17日肝硬変のため京都市北区の富田病院で死去した。享年81。本名重彦。明治30年5月21日熊本県宇土市に生れ、同44年上京して日本学園に入学した。大正4年より日本画を学び、日本美術院に入った。同6年第4回院展に「桐の花」が初入選し、大正10年日本美術院同人に推挙された。横山大観安田靫彦小林古径などに教えを受け、堅山南風に師事した。終始院展を発表の場とし、昭和50年の院展出品作「壺」では内閣総理大臣賞を受賞した。代表作に「春日山」(第6回)「埃及幻想」(第40回)「藐姑射の神入」などがある。なお大正9年中国、朝鮮に東洋古美術研究のための旅行をしており、昭和4年から5年にかけ欧米を巡遊し、各地に個展を開いている。昭和47年にはインド・ネパールにも遊んでいる。

出 典:『日本美術年鑑』昭和54年版(325-326頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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