鳥取敏

没年月日:1973/01/25
分野:, (洋)

 二紀会会員の洋画家、鳥取敏は、1月25日、死去した。享年67歳。鳥取敏は、明治39年(1906)9月1日、福岡市に生まれ、旧制山口高等学校中退後、上京して二科会美術研究所に入り、安井曾太郎石井柏亭らの指導をうけ、昭和14年第26回二科会展に「店頭の剥製」を出品入選、以後、昭和18年第30回展まで出品した。戦争中は長野県上水内郡に疎開して農村美術運動をおこし、水内村(新町)は“絵をかく村”として知られるにいたった。昭和24年(1949)、新潟大学教育学部芸術科の教官となった。戦後、二紀会の創立以来出品し、昭和23年第2回展に「陶房の午睡」を出品、同人賞を受賞、第3回展では「古志の闘牛」で同人優賞をうけた。昭和27年第6回展で委員に推挙された。

出 典:『日本美術年鑑』昭和49・50年版(243頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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