内藤多仲

没年月日:1970/08/25
分野:, (建)

 早大名誉教授、学士院会員の建築家内藤多仲は、8月25日老衰のため新宿の国立第一病院で死去した。享年84歳。山梨県出身で、明治43年東大工学部卒業後、明治45年から昭和31年まで早大教授をつとめた。この間、耐震建築構造の設計方式を確立し、地震工学の世界的権威といわれる。東京タワー、通天閣など各地のテレビ塔60基や、歌舞伎座、旧日本興業銀行ビルなどを設計した。関東大震災にも同氏の設計した歌舞伎座などのビルは、殆ど被害がなく、理論の正しさを実証した。日本建築学会長を二度にわたりつとめ、昭和37年文化功労者、同39年勲二等旭日重光章を受けた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和46年版(103頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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