岩井弥一郎

没年月日:1968/01/27
分野:, (洋)

 一線美術会代表委員、日展会員岩井弥一郎は、1月27日食道ガンのため、杉並区の自宅で逝去した。享年69歳。岩井弥一郎は明治31年9月18日埼玉県葛飾郡に生まれた。大正12年新光洋画会展に油絵が初入選となり、翌13年牧野虎雄に師事し槐樹社展に出品受賞している。光風会には14年「静物」を出品受賞し、更に翌年第13回展にも出品したにとどまり、昭和6年迄毎日槐樹社展に出品、又、帝展には第5回、8回、9~12回、14、15回展に出品している。昭和7年朝鮮京城で個展を開催、翌8年旺玄社の創立委員となり、昭和21年同社解組後は25年一線美術を創立して晩年は代表委員となっていた。日展の発足以来、毎年日展に出品し、日展審査員、評議員もつとめていた。昭和40年6月から約1カ月欧州を旅行、作品は風景、静物を主とし、僅かに肖像画がある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和44年版(55-56頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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