島野重之

没年月日:1966/12/22
分野:, (洋)

 光風会会員、日展評議員の洋画家島野重之は、12月22日午後0時5分、肝硬変のため東京・新宿区の西北診療所で逝去した。享年64才。島野重之は、明治35年(1902)4月10日、滋賀県彦根市に生れ、昭和2年東京美術学校西洋画科を卒業、同4年同校研究科を修了、昭和2年第8回帝展に「偶得信」が初入選、以降、帝展、光風会展に出品し、昭和3年光風会賞を受賞し、同6年光風会々員に推挙され、同12年第1回文展に「水辺初夏」を出品して特選となり、昭和洋画奨励賞をうけ、同14年文展無鑑査となった。戦後は日展の出品依嘱者となり、昭和28年第9回日展に審査員をつとめ、昭和33年社団法人日展の発足のとき評議員に就任した。
作品略年譜
偶得信(昭和2年8回帝展)、少女と小鳥(9回同展)、中田氏肖像・田端駅附近(昭和4年16回光風会展)、黄い服(11回帝展)、静物(18回光風会展)、アトリエにて(14回帝展)、座像(21回光風会展)、水辺初夏(第1回新文展特選)、室内(2回文展)、お茶時(3回文展)、草の上(5回文展)、水郷(30回光風会展)、早春(昭和21年第1回日展)、婦人と猫(5回日展)、T子の像(39回光風会展)、木蔭(9回日展)、夏(13回日展)、うすれ日(49回光風会展、文部省所蔵)、雪の山路(50回光風会展)、雪国(51回光風会展)。

出 典:『日本美術年鑑』昭和42年版(151頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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