原勝郎

没年月日:1966/07/16
分野:, (洋)

 新樹会会員の洋画家原勝郎は、7月16日午後1時15分、じん臓ガンのため東京都港区の自宅で逝去した。享年77才。原勝郎は、明治22年(1889)6月4日、千葉県山武郡に生れ、葵橋洋画研究所に学び、大正7年(1918)に挿絵画家としてハワイに行き、1920年アメリカへ渡る。1922年フランスのパリへ移り、1924年以後、39年まで毎年サロン・ドートンヌに出品した。1925年サロン・デ・ザンデパンダンに出品、1927年サロン・デ・チュイレリーに出品、1935年にはアントワープのギャラリー・ロワイヤルにおいて個展を開催する。1937年パリのロージェ画廊で個展、1939年12月、第二次世界大戦のために帰国した。昭和17年日動画廊において滞欧作品による個展を開催し、戦後は新樹会に招待され、昭和24年第3回展から会員として参加、以後毎年出品、昭和25年には北荘画廊において木内克と二人展を開催した。昭和41年第20回新樹会展に絶筆を含め遺作9点が陳列された。
作品略年譜
麦の秋、森A・B、静物A・B、樹、風景、庭、筍(昭和25年第4回新樹会展)冬の畑、リウ・アルマンモアザン、丘と畑、風景、静物A・B(5回新樹会展)干物、村の入口、葱、海老、田と畑(6回新樹会展)裏の畑、樹、リンゴ畑、静物(7回新樹会展)森、新緑、静物、風景、静物(8回新樹会展)風景A・B、自然公園(9回新樹会展)樹、自然公園、椅子と花、風景A・B(10回新樹会展)裏道、裏山、森、風景、静物A・B(11回新樹会展)冬、村の入口、森(12回新樹会展)裏山、山ぞいの畑、樹、風景、静物(13回新樹会展)樹、丘1・2(14回新樹会展)丘、風景A・B(17回新樹会展)樹、静物A(19回新樹会展)静物(絶筆)、ケイ・フラマン、リュ・モンパルナッス、風景1・2・3、樹1・2・3(20回新樹会展)

出 典:『日本美術年鑑』昭和42年版(146頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
『日本美術年鑑』に収録されている以下の記事にも「原勝郎」が含まれます。
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