金沢重治

没年月日:1960/11/17
分野:, (洋)

 創元会・日展会員金沢重治は、11月17日脳出血のため鎌倉市の自宅で逝去した。明治20年10月27日東京市本郷区に生れた。明治40年東京美術学校に入学、同45年西洋画科選科を卒業した。大正3年第8回文展に「裸体」が初入選となり10回、12回展を除いて毎回出品入選し、帝展第7回展の「晩夏」、更に第8回展の「庭」で特選をとり無鑑査となった。また、大正13年、牧野虎雄、吉村芳松、熊岡美彦等と槐樹社を創立し、昭和6年会の解散まで回展に出品、「冬の庭」などの作品がある。昭和15年12月、創元会の創立に参加し、回展では「山路」(4回展)、「梅」(8回展)「鎌倉妙本寺」(11回展)、「冬の鎌倉」(13回展)、芽ふく頃(14回展)などがあげられる。一方、日展には第1回展から出品のち出品依嘱者となって没年まで作品を送り「鎌倉風景」「横須賀線」「竹藪」「鎌倉安国論寺」「竹林」等がある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和36年版(136-137頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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