小谷津任牛

没年月日:1966/05/30
分野:, (日)

 日本美術院同人の小谷津任牛は、5月30日胃潰瘍のため、死去した。本名三郎。明治34年9月4日東京四谷に生れた。小学校卒業後日本郵船に勤め、大倉商業夜学専修科に学んで、卒業後同社社員となった。勤務のかたわら日本大学法文科に学んだが、後転じて川端画学校日本画部に入った。在学中院展に初入選し、小林古径に師事した。昼間会社に勤務し、夜間制作の十数年を送り、昭和15年日本郵船を退職し画業に専念した。この間昭和5年日本美術院院友、同18年無鑑査、同21年同人になった。
作品略年譜
昭和2年 第14回院展「薄暮」
昭和3年 第15回院展「天主教女人」
昭和5年 第17回院展「緩歌漫舞」院友となる。
昭和6年 第18回院展「少女遊戯図」
昭和7年 第19回院展「虫愛づる姫君」「蝶愛づる姫君」
昭和8年 第20回院展「六賢台」
昭和9年 第21回院展「婦女能楽図」
昭和10年 第22回院展「犬」
昭和11年 第24回院展「織女」
昭和12年 第23回院展「蓮の花開く」
昭和13年 第25回院展「名笛初調」
昭和15年 第27回院展「秋の客」
昭和17年 第29回院展「数珠掛桜」(日本美術院賞)
昭和18年 第30回院展「礼楽図」(無鑑査)
昭和21年 第31回院展「うたげ」(日本美術院賞)同人となる
昭和22年 第32回院展「手毬桜」
昭和23年 第33回院展「花蔭」
昭和24年 第34回院展「鏡」
昭和25年 第35回院展「舞踏」
昭和26年 第36回院展「朝」「夕」
昭和27年 第38回院展「西施を真似る女」
昭和29年 第39回院展「朝霧」
昭和30年 第40回院展「江島縁起」
昭和31年 第41回院展「月夜」
昭和32年 第42回院展「夜の衣をかえし寝る小町」
昭和33年 第43回院展「ビグマリオン」
昭和34年 第44回院展「なぎさ」
昭和35年 第45回院展「青いターバン」
昭和36年 第46回院展「燭」
昭和37年 第47回院展「白河の花の宴」
昭和38年 第48回院展「俊成九十の賀」
昭和39年 第49回院展「山のいで湯」
昭和40年 第50回院展「円」 以上

出 典:『日本美術年鑑』昭和42年版(142頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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