小川翠村

没年月日:1964/05/11
分野:, (日)

日本画家小川翠村(本名俊一郎)は、5月11日胃ガンのため京都市東山区の自宅で死去した。享年61才。明治35年5月15日大阪府泉南郡に生れ、19才で京都に出、西山翠嶂に師事した。大正9年第2回帝展に「朝」が初入選し、後第6回展「庭園晩秋」、9回「老園逢春」、10回「残る秋」が特選となった。昭和5年第11回帝展で推薦となり、戦後は日展に出品し、依属になっている。作品は専ら花鳥風景を得意とする。

出 典:『日本美術年鑑』昭和40年版(131頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「小川翠村」『日本美術年鑑』昭和40年版(131頁)
例)「小川翠村 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9080.html(閲覧日 2024-04-20)

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