佐々木素雲

没年月日:1968/12/23
分野:, (彫)

 彫刻家、日本彫塑会会員の佐々木素雲は、12月23日午前5時30分脳卒中のため秋田市の自宅で死去した。享年76歳。明治25年3月28日秋田に生まれた。本名、三之助。明治44年上京して米原雲海に師事、大正15年第7回帝展に木彫「安痒」が初入選、一方東京美術学校彫刻別科に入り朝倉文夫に塑造を学んだ。以来数回帝展に出品を続けた。昭和20年、東京牛込区の住居に空襲をうけ、郷里に疎開した。戦後も尚そのまま秋田市で製作活動を続け、随時、上野の日彫展に作品を送って発表した。かたわら地方美術の振興向上と文化財の保護に尽力し、秋田県総合美術連盟の設立や県文化財専門委員をつとめるなど、その功績のより、同県文化功労章を受ける程の晩年だった。諸展覧会出品以外の代表作に「満州国皇帝勅額」「曹洞宗大本山総持寺後醍醐天皇等身像」などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和44年版(70頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
to page top