魚住為楽

没年月日:1964/07/15
分野:, (工)

 重要無形文化財保持者、魚住為楽は、明治19年12月20日、石川県小松市に生れた。明治40年6月から翌41年9月大阪久保田鉄工所に入所、金工業を学び、41年11月から大正5年まで天王寺区寺町山口徳蔵について仏具製作修業のかたわら鈴の鋳造について研究、24才からまた、金沢にて銅羅について独学研究をはじめた。昭和10年から19年まで、正木直彦香取秀真について砂張鋳造を研究し、11年第1回帝展に1尺2寸の銅羅を出品した。同12年、1尺8寸、余韻1分16秒の銅羅「銘雲の井」を完成。13年から14年にかけて法隆寺夢殿厨子ヤリカンナ施工、昭和27年、銅羅制作の技術は無形文化財に選定された、更に30年2月15日重要無形文化財に指定された。なお28年には石川県知事賞をうけている。39年7月15日胃ガンの受逝去、25日従五位勲四等旭日小綬章を贈られた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和40年版(132頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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