大西克禮

没年月日:1959/02/06
分野:, (学)

 帝国学士院会員、東京大学名誉教授大西克礼は2月6日福岡市の自宅で、没した。明治21年10月4日東京で生れた。第3高等学校を経て、同43年東京帝国大学文学部哲学科に入学、美学を専攻した。大正2年卒業に際し銀時計を受けた。つづいて大学院に入学、同11年同大学講師を嘱託され、昭和2年助教授に任ぜられた。同年2月ドイツ、フランス、イタリアへ留学、同3年11月帰国した。同4年同大学文学部の美学美術史第1講座担任を命ぜられ、美学を講じた。同5年文学博士の学位を授けられ、教授に任ぜられた。同21年帝国学士院会員となつたが、同24年東京大学教授を定年退官し、名誉教授の称号をさずけられた。

主要著書目録
社会学上より見たる芸術(翻訳) 大正3年
美学原論 大正6年
レンブラント(翻訳) 昭和2年
現代美学の問題 昭和2年
カントの「判断力批判」の研究 昭和6年
現象派の美学 昭和12年
幽玄とあはれ 昭和14年
風雅論 昭和15年
万葉集の自然感情 昭和18年
自然感情の類型 昭和23年
美意識論史 昭和24年
美学上巻 昭和34年
美学下巻 昭和35年

出 典:『日本美術年鑑』昭和35年版(139-140頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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