大河内夜江

没年月日:1957/11/27
分野:, (日)

日本画家大河内夜江、本名政宜は11月27日没した。享年64歳。明治26年山梨県に生れ、京都絵画専門学校を卒業、菊池契月に師事した。大正10年第3回帝展に「山水」が初入選となり、同6回展に「八瀬早春図」を出品した。第7回展では「秋の大原」が特選となり、更に第8回展に無鑑査出品した「たにまの春」で再び特選を得た。その後無鑑査待遇をうけ新文展まで出品をつづけた。第二次大戦後は日本美術展覧会(日展)委員に挙げられたが、晩年は日展への出品はなく、作品発表も殆どみられなかつた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和33年版(172頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「大河内夜江」『日本美術年鑑』昭和33年版(172頁)
例)「大河内夜江 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8861.html(閲覧日 2024-03-29)

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