大森光彦

没年月日:1954/05/19
分野:, (工,陶)

 日本美術展覧会参事、東陶会委員長大森光彦は、5月19日狭心症のため東京都中野区の白宅で没した。享年63歳。明治25年6月13日長野県上伊那郡に生れ、同44年愛知県窯業学絞を卒業、帝展、文展、日展に出品、審査員となり、昭和27年日展参事となつた。官展のほか、日本美術協会その他の審査員もつとめ、また東陶会を起して、陶磁界の発展につくした。著書に「陶窯巡り」「趣味の陶芸」「陶磁器の釉薬と絵具」「陶磁器の鑑賞」「粘土細工と楽焼」がある。
略年譜
明治25年 長野県上伊那郡に生る。
明治44年 愛知県窯業学校卒業。
大正13年 東京都中野区に陶窯を築く。
大正14年 以来東京、大阪三越其他に数回個展を開く。
昭和3年 帝展に「鶏血三彩壷」初入選、以来9回入選。
昭和4年 パリ日本美術展に「山桑文花瓶」出品、仏国政府買上。
昭和8年 日本美術協会審査員
昭和11年 文展招待展に「陶製草文水指」出品、政府買上。以後文展5回入選。
昭和16年 文展無鑑査となる。
昭和17年 興亜院嘱託として中華民国へ工芸視察のため派遣さる。
昭和18年 大東亜省嘱託として中華民国へ工芸視察並に文化交流のため派遺さる。
昭和19年 大東亜省嘱託として中華民国へ工芸視察並に文化交流のため派遺さる。
昭和20年 文部省嘱託。
昭和21年 長野県上伊那郡に築窯。日展委員となる。
昭和22年 日展委員となる。
昭和24年 日展招待無鑑査出品。
昭和25年 日展審査員に任命さる。
昭和27年 日展参事に推薦さる、同時に日展審査員に任命さる。
昭和29年 5月19日逝去。

出 典:『日本美術年鑑』昭和30年版(175頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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