米澤蘇峰

没年月日:1959/01/25
分野:, (工,陶)

 陶芸家米澤蘇峰は、1月25日、京都市の自宅において、心臓麻痺のため急逝した。享年61歳。本名は時一。明治30年8月1日石川県金沢市に生まれた。大正7年京都市立美術工芸学校図案科を卒業、当時帝室技芸員であつた叔父の諏訪蘇山の門に入り、陶技を研修した。その間清水六和中沢岩太の指導を受けながら、帝展、文展、日展、京都市美術展等に出品した。昭和27年の第8回日展以来は日展の出品依嘱となり、昭和28年の第9回日展では審査員、その時の出品作「青瓷花瓶」は政府買上となつた。昭和33年3月には新日展の会員となつた。京都の作家であつた蘇峰は、京都市美術展、京都府工芸美術展等の審査員をつとめ、また京都陶芸作家協会の理事、京都府綜合工芸研究所の常任委員もしていた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和35年版(139頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
『日本美術年鑑』に収録されている以下の記事にも「米澤蘇峰」が含まれます。
to page top