黒板勝美

没年月日:1946/12/21
分野:, (学)

 東京帝国大学名誉教授、文学博士黒板勝美は、12月21日老衰のため渋谷区栄通の自宅で逝去した。享年73。明治7年長野県に生る。東京文科大学史学科を卒業、古文書学の研究によつて文学博士の学位を受く。史料編纂官、東京帝国大学文学部教授(国史学科)となり、昭和10年停年により退官、名誉教授となつた。傍ら国宝保存会、史蹟名勝天然紀念物調査会、重要美術品等調査委員会、法隆寺保存協議会、御陵墓調査委員会等の委員となる。この間欧米、東亜諸国に遊学した。晩年日本古文化研究所を創立、これを主宰し、藤原宮阯の調査に業績を挙げた。主なる著書に「国史の研究」「欧米文明記」「義経記」等があり、著述論文等の全集に「虚心文集」がある。又国史大系を編輯し、国史の古典的記録を校訂出版した。

出 典:『日本美術年鑑』昭和22~26年版(134頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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