松本文三郎

没年月日:1944/12/21
分野:, (学)

帝国学士院会員、京大名誉教授、東方文化研究所長、文学博士松本文三郎は気管支カタルのため京都銀閣寺の自宅で逝去した。享年76。号亡洋、明治2年金沢に生れ、26年東京文科大学卒業、32年独逸に留学し、一高、京大教授を歴任、初代文学部長を勤めた後現職に推された。印度哲学の泰斗として知られ、仏教芸術に関しても種々の論文を発表していた。美術関係の主なる著書に「印度の仏教芸術」「東洋の古代芸術」などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(96頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「松本文三郎」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(96頁)
例)「松本文三郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8724.html(閲覧日 2024-03-29)

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