平岡権八郎

没年月日:1943/01/06
分野:, (洋)

文展無鑑査、光風会々員平岡権八郎は胃潰瘍のため1月6日聖路加病院にて逝去した。享年61。明治16年東京に生れ、白馬会に於て洋画を学び、明治43年第4回文展に「コツク場」を出品3等賞を得、大正6年第11回文展に「大隅氏の肖像」を出して特選に推された。引続き帝展文展に出品し、昭和12年新文展には無鑑査となり出品の「老給仕たち」は注目されるところとなつた。なお一方に花月楼を経営、新橋演舞場の取締役であつた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(82頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「平岡権八郎」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(82頁)
例)「平岡権八郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8657.html(閲覧日 2024-04-20)

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