関野聖雲

没年月日:1947/10/28
分野:, (彫)

 日展審査員関野聖雲は10月28日、国立博物館講堂に於ける第3回日展審査報告会の際、第三部主任として報告中、卒倒不慮死去した。享年59才。名、金太郎、明治22年神奈川県に生れ、38年高村光雲に師事、44年東京美術学校卒業、大正10年母校に助教授として迎えられ、以来昭和19年7月10日退官まで木彫部主任教授として後進の指導に尽瘁した。一方、文展第9回以来毎回入選し、帝展第3回第4回特選となり、以後官展の審査員を勤むること数回、光雲直系の木彫家として高名であった。代表作に木彫「鴦崛摩」「吉祥天」「聖徳太子」などがあり、第3回日展出陳の「大和禅師像」が絶作となつた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和22~26年版(136頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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