橋本独山

没年月日:1938/08/15
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臨済宗相国寺派前管長橋本濁山は胃癌の為8月15日相国寺内林光院で遷化した。享年70歳。
 明治2年越後に生れ、少年の頃画家を志し、富岡鉄斎に帥事したことがあるが、中年出家して峨山和尚の法を嗣ぎ明治42年相国寺派管長となり、昭和8年迄其の職にあつた。南苑、流芳、対雲等と号し、其の禅余に揮毫せる書画は夙に世の重んずるところとなつてゐた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和14年版(110頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「橋本独山」『日本美術年鑑』昭和14年版(110頁)
例)「橋本独山 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8482.html(閲覧日 2024-04-25)

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