戦没勇士の胸像製作

記事番号:00453
年月:1939年03月

満州事変及び今事変に抜群の武勲をたて護国の華とちつた勇士達の胸像を刻んで後世に伝へようと、東京美術学校出身の石原昂等七名の彫刻家により昨年末報国芸術会が結成されたが、北村西望の指導、遊就館長渡辺少将その他の後援を得て製作に着手、倉永辰治少将、加納治雄少々、南郷茂章少佐、梅林孝次大尉、西住小次郎大尉、大山勇夫大尉、荒木克業大尉の七名の胸像原型を完成し、三月十九日遺族らの内覧に供した上最後の仕上げをなし遊就館に献納することになつた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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