竹田道太郎

没年月日:1997/12/10
分野:, (評)

 美術評論家で元女子美術大学教授の竹田道太郎は12月10日午前2時58分、肺炎のため川崎市幸区の病院で死去した。享年91。明治39(1906)年11月6日新潟県柏崎市に生まれる。早稲田大学文学部独逸文学科を卒業後、昭和7(1932)年4月、都新聞第二部(社会部)に入り警視庁、裁判所詰めを経て文部省クラブに所属、金井紫雲のあとをうけて美術記者を務めた。同10年帝展改組の折には改組反対の立場から精力的に記事を書き、なかでも小杉放庵の芸術院会員辞退の特ダネを抜き、注目された。同11年2月より朝日新聞社会部、学芸部、雑誌編集室(週刊朝日)で美術関係を担当。昭和36年11月定年退職以後、武蔵野美術大学教授、女子美術大学教授を務める。
主要編著書
『新聞における美術批評の変遷』(朝日新聞調査研究室報告 昭和30年2月)
『日本画とともに 十大巨匠の人と作品』(鈴木進と共著 雪華社 昭和32年12月)
『画壇青春群像』(雪華社 昭和35年4月)
『美術記者30年』(朝日新聞社 昭和37年7月)
『日本近代美術史』(近藤出版社 昭和44年)
小林古径』(集英社 昭和46年12月)
『続日本美術院史』(中央公論美術出版 昭和51年1月)
『今村紫紅とその周辺』(至文堂 昭和51年11月)
『大正の日本画』(朝日新聞社 昭和52年9月)
『原三溪』(有隣新書 昭和52年11月)
『巨匠達が生れる迄』(真珠社 昭和60年6月)
安田靫彦』(中央公論美術出版 平成元年10月)

出 典:『日本美術年鑑』平成10年版(405頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
『日本美術年鑑』に収録されている以下の記事にも「竹田道太郎」が含まれます。
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