浜口隆一

没年月日:1995/01/02
分野:, (美,関)

 建築評論家の浜口隆一は1月2日午後7時心不全のため静岡県掛川市亀の甲の自宅で死去した。享年78。大正5(1916)年3月26日に東京に生まれる。昭和13(1938)年東京帝国大学工学部を卒業して同校大学院へ進学する。近代建築史を中心に研究し、同19年『新建築』に「日本国民建築様式の問題」を発表。同23年東京大学建築学科助教授となり、のち日本大学教授となる。同26年アメリカにわたり、建築雑誌の編集にたずさわる。同27年日本の現代建築に関する著書『ヒューマニズムの建築』を刊行。建築評論家の先駆として注目され、以後建築ジャーナリズムの中心的存在として活躍した。同42年『現代建築の断面』を刊行。日本サイン学会会長、社団法人日本サインデザイン協会顧問をもつとめた。近年はネオンサインや看板などを含めた都市景観について発言していた。

出 典:『日本美術年鑑』平成8年版(308頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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