宮上茂隆

没年月日:1998/11/16
分野:, (学)

 建築史家の宮上茂隆は11月16日午後7時21分、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去した。享年58。昭和15(1940)年7月26日、東京小石川の華道家元の家に生まれる。同39年東京大学工学部建築学科を卒業、同41年同大学院修士課程を修了し、同43年から55年にかけて同学科助手を務める。その間の同54年に『薬師寺伽藍の研究』(私家版 同53年)で工学博士となる。同55年竹林舎建築研究所を設立。同58年、二十年がかりで大阪城本丸設計図を復元完成。平成元年から同5年にかけて掛川城天守閣の復元設計に携わる。 奈良時代の寺院から江戸時代の城郭に至るまで日本建築の研究・復元設計を幅広く手がけた。主要著書に『法隆寺』(西岡常一と共著 草思社 昭和55年)、『大坂城』(草思社 昭和59年)がある。

出 典:『日本美術年鑑』平成11年版(426頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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