西尾善積

没年月日:1995/12/04
分野:, (洋)

 日展参与の洋画家西尾善積は、12月4日午後3時45分、呼吸不全のため東京都練馬区の東海病院で死去した。享年83。明治45(1912)年4月10目、京都市に生まれ、昭和14(1939)年に東京美術判交油画科を卒業、在学中の同13年の第2回新文展に「肘つく女」が初入選。藤島武二川島理一郎に師事。同18年の第30回光風会展に「ジャンパーの老人」、「新聞を読む」が入選、光風賞を受賞。戦後も、同会の会員として審査員、評議員などをつとめ、同45年に退会。一方、同22年の第2回日展に「モデル」が入選、特選となり、以後同26年の第7回展から同32年の第13回展まで、日展に出品委嘱。同33年から35年まで、フランスに留学。帰国後は、日展において審査員、評議員をつとめ、平成5(1993)年に参与となった。平成元年の第21回展に明るい色彩と童画的な表現による「ポポリ展望」を出品、そして翌年の第22回展に出品した「永遠の都(ローマ)」が同展への最後の出品となった。

出 典:『日本美術年鑑』平成8年版(331頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
to page top