馬場梼男

没年月日:1994/08/13
分野:, (版)

 元東京造形大学教授で春陽会会員、日本版画協会理事の版画家馬場梼男は、8月13日午後2時、横浜市保土ヶ谷区の横浜市立横浜市民病院で死去した。享年66。昭和2(1927)年東京に生まれる。春陽会研究所で油絵を学び、同38年第40回春陽会展に「記号化した人一C」「歩む」「記号化した人一B」を出品して同会研究賞受賞、同40年第33回日本版画協会展に「記念写真」を出品して日本版画協会賞受賞。同41年国際ミニアチュール版画コンクール展でDr.s,M rs. Paul A Brodlow賞を受賞する。同41年現代日本美術展に出品、同42年日本版画会員となる。同43年東京国際版画ビエンナーレ展にも出品する。同44年、春陽会版画部会員となる。同46年、第4回国際ミニアチュール版画展に「赤い馬」を出品して受賞する。同47年版画集『標的』を刊行、翌年版画集「Crazy Kids」を刊行する。同53年東京造形大学助教授、同57年同教授となる。遠近法を用いず、画布に人物像をちりばめたユーモラスな作風で知られた。

出 典:『日本美術年鑑』平成7年版(351頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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