小林尚珉

没年月日:1994/12/27
分野:, (工)

 日展会員の彫金、鍛金作家小林尚珉は12月27日午前6時20分肺炎のため京都府宇治市の病院で死去した。享年82。明治45(1912)年6月25日青森市に生まれる。本名国雄。昭和15年2600年奉祝展に初入選。以後、新文展第4回、第5回に入選。日展には第2回目から出品を続ける。同27年祇園祭の菊水鉾の再興に際し鉾の金具を制作。同29年第10回日展に「浴光鉄打出置物」を出品して北斗賞を受賞する。同38年青森市、弘前市で個展。同39年第7回日展に「創生」を出品して菊華賞受賞。同42年日本現代工芸美術展会員、翌43年日展会員となる。同52年青森市で「小林尚珉父子四人展」を開催。同54年日本新工芸家連盟が創立されるとその創立会員となったほか、平成元年京都創工展創立会員、同3年日工会創立会員となった。昭和60年京都府文化功労者に選ばれている。同54年青森市制施行80周年記念「アルミ打出し―白鳥」(青森市民美術館蔵)、平成2年滋賀県湖東町立老人福祉センターロビーに「双鶴―アルミニウム打ち出し壁画」など大規模な作品も制作した。

出 典:『日本美術年鑑』平成7年版(359頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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