成瀬数富

没年月日:1993/07/05
分野:, (挿絵)

 一創会会員の挿絵画家成瀬数富は7月5日午前8時57分、肝臓がんのため東京都世田谷区の吉川病院で死去した。享年73。大正9(1910)年1月、広島市に生まれる。高等小学校を卒業後、17歳で上京。宮本三郎らに絵を学び、挿絵画家として活躍。朝日新聞に連載された川口松太郎の小説「新吾十番勝負」をはじめ、東京新聞の連載小説の花登筺「氷山のごとく」(昭和54~56年)、三好徹「戦士たちの休息」(同58年)、毎日新聞連載小説の古川薫「天辺の椅子」(平成3~4年)などの挿絵を描いた。昭和54年3月に創立された一創会に参加し、出品を続けた。

出 典:『日本美術年鑑』平成6年版(328頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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